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目次

ガソリンの基礎データ


ガソリンの特徴や価格、相場について

ガソリンの価格変動のトレンドを知るには「原油」のファンダメンタルを理解しておく必要があります。原油からガソリンが作られるからです。 ですから原油の大きな流れを説明していきます。

原油は需要・供給ともに増加傾向にあります。どっちも伸びているんですね。 需要ではブリックス(中国・インド・ブラジル・ロシア)などの発展国の需要の伸びが大きい要素をしめています。 中国なんて10億人以上いるわけですから、その国が発展すれば消費が伸びることは明白です。 30年後には50%〜60%も需要が増えている可能性もあるといわれています。 一方の供給面、こちらもはどうでしょうか?実は供給面も技術の進歩などから年々増えてはいます。 しかし産油国ではピークアウトしている国々も出てきています。ピークアウトとは埋蔵量の半分以上を生産した国のことです。

つまり需要と供給、どちらも増加しているのですが・・・ピークアウトしている国々もあり おおざっぱに考えると「供給に心配あり」の状態です。 だからこの数年、原油価格はものすごい勢いで上昇しました。50ドルから60ドル。2006年には70ドルになっています。 大きなトレンドのなかで見ると原油は長期上昇トレンドのなかにあります。


ポイント

個人投資家のための原油取引入門 個人投資家のための原油取引入門
石油系の銘柄で売買したい方なら、ぜひ1回は読んで欲しい本です。 現在の石油事情がわかりやすく説明しています。 2回ほど読み直していますが初心者にとっては涙がでるぐらい痒いところがわかります。アマゾンのレビューを見るとトレード編の内容が人気のようですが、 自分的にはファンダメンタルの概況の説明が役に立ちました。 トレード編では10種類近いシステム売買のパフォーマンスを載せていますので、ここ2,3年で強いテクニカル売買の手法がわかります。

実践編


ガソリンを1枚購入すると13万円がかかります。ストップ高、ストップ安は1800円で制限がかかります(2006年8月時点)。 例えば「アメリカにハリケーンが起きたぞ〜!」なんてことがあればガソリン価格が60000万円→61800円になってストップ高が起こります。 そうすると・・・1日で9万5千円の勝ちになります。 ガソリンは他の銘柄よりも値動きが激しいため3000円〜4000円の幅で動くことなんてザラにあります。 投資家の視点で考えると、ちょっとしたトレンドが発生すると13万円が一週間で30万円になったり0円になったりするわけです。

1年をとうしてみるとガソリン需要は夏の行楽シーズンと冬に高まります。そのため季節的に需要の増減があります。 当然ガソリン価格も需要とともに動く傾向があります。 8月〜9月や1月〜2月に高値をつけやすいです(あくまでも目安ですよ)。

長いスパンでトレンドを見るにはファンダメンタルの知識を知ればいいことですが、 数日〜1週間単位のトレンドを考えるにはどんなことを見ていけば良いでしょうか? 例えば長期トレンドで「上昇」となっていても、短期的に数ヶ月下がることはありえます。 トレンドが上昇でも一辺倒に「買いだ、買いだ」となってしまうと、 中期の下降トレンドにやられて大きな損失を抱えることになります。 超長期スタンスで売買されている方は問題ないのですが、実際にはそういう方ばかりではありませんので 数日〜1週間単位のトレンドに関しても注意を向ける必要があるでしょう。

では実際に相場で生きている方はどういったところで短期トレンドを考えているのでしょうか?

@ニュース全般(地政学リスクや産油国の動向など)
Aガソリン需要の統計(例えば毎週発表されるEIA(英語版)の石油在庫統計)
Bハリケーンシーズン
C大手ファンドの動向

細かいところを上げればもっとあるのでしょうが、これだけ押さえておくだけでも最初はOKだと思います。 最近の事例ではイスラエル紛争があげられます。この時、原油相場は上がっています。 そして国連の介入によって1ヶ月程で紛争は終結に向かいました。 その後、原油相場は元の値位置に戻ったのです。 もちろん実際にイスラエル紛争で動いたかどうかなんてわからないわけですが、 ガソリン投資を行っていくのであればそういったことに目を向けていく必要はあるでしょう。


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