金は現在までに10数万トン採掘されています。例えると50mプール2杯分です。年間約2500万トンの生産量があります。
以前は南アメリカの生産シェアが高かったのですが(60%以上ありました)、現在では生産量が落ちてきてシェアは10%ぐらいになっています。
2005年の時点で金生産のシェアTOP5は、南アメリカ・オーストラリア・アメリカ。中国・ペルーとなっています。
TOP5の生産量は2005年のデータで170万〜340万トンの間に収まっています。
ずば抜けて生産量が多いところはありません。
今後、同じペースで採掘すると金は20年〜30年で枯渇するとも言われています。
その一方で採掘技術の進化によって、いまでは生産できない場所でも採掘できる可能性もあります。
需要面では世界の金消費の80%は宝飾(ジュエリー)となっています。
国だけで考えると実はインドの需要が一番高いです。宝飾需要の約20%はインドの消費です。
欧米、東アジア、中東、中国などが続きます。
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東京金の価格の変動理由から、カンタンなファンダメンタル情報までわかりやすく書いてあります。
あらためて金の需要/供給をかんがえてみましょう。
まずは供給面です。
採掘の生産高では1980年では1400万トン。1990年は2100万トン。2000年では2600万トンとなっています。
1980〜2000年の間に生産量は大きく伸びています。しかし2005年で2450万トンなので、ここ数年の生産量は横ばいです。
大きな鉱山が見付かったというニュースはありませんので、ここが一気に増加する可能性は小さいでしょう。
次に全世界の公的機関(中央銀行)の売却が大きい供給源です。
世界の公的機関では約3万トン近い保有があります。
金が10万トンあるうち、1/3である3万トンを保有しているわけですからインパクトは大きいですよね。
ここ5年では年間500万トン近い金が売却されています。
あとはリサイクル供給ですね。ここも年間700〜800トン近くありますので大きな供給源です。
需要に対してもう少し突っ込んで説明してみます。需要面では宝飾が80%の割合を占めることは説明しましたが、 ほかにも注意するところがあります。工業用の需要・投資用の需要(金のバーとかコインとか)・またETF(投資信託)です。 需要面で気をつけるポイントとしては@高値圏に入って宝飾の需要がどのくら落ち込むのか? AETF(投資信託)がどの程度買っていくのか?高値圏に入ってどう動くのか? に対して注意を払って入れば良いと思います。
ファンダメンタル情報を得たあとは、それを実際の投資にむすびつけましょう。 相場観を養うためにも次のコラムをお勧めします。 『豊島逸夫の手帖』 この方はおそらく日本における金の第一人者ではないでしょうか。 初めて読んだときは、その見識にびっくりしました。ここまで高い質で”金”について 語っている人はまだ他に知りません。 一読、二読の価値ありです。